GHANA
任国はガーナだった。
職種が村落開発普及員というやつだったため
村落部が任地。
端的に言うと1世紀は遅れてそうな場所だったな。
水は井戸に汲みに行き
電気は通っていたがよく停電した。
停電も突然で復旧はよく解らない
10分で回復することもあれば
最長で3,4日電気が無かったコトもある。
雨も降っていないのに、部屋の中に水がでてきて
焦ったら、冷蔵庫の霜が解けて流れ出てきていた。
ここでの2年間の生活は確実に人生を変えたと思う。
旅行と違って、生活するワケで
やはり旅とは違った思考方法が必要、確立される。
↑
みたいなのが、住んでいた村のマーケットである。
当たり前だがコンビニなど無い
まさしく、コレがマーケットでここで
生活必需品だとか食材も買ったりしないといけない。
旅行だったら、現地の人はこんなところで買いモノしてるのかー
たいへーん、
わたしにはむりー
とか言ってりゃいいわけだが
ここに2年住むし、ここの人々と一緒に活動するのだ
郷に入りては郷に従わなくては。
これがキッチン。
ガスではなく、チャコール(木炭)の火で煮たりする。
これが洗濯機なワケですじゃ。
いや、本当に手で洗濯物を洗うって辛いよ。
Tシャツやパンツの1,2枚ならいいけど
ジーンズとかシーツとかバスタオルとか
鬼ツライ。。。
そんなわけで水道無し、電気脆弱、ネット環境ほぼなし。
こんな素晴らしい状態で2年間です。
っていわれた2年はものすごく長く思えた。
もちろん覚悟の上で来ているが
本当になかなか大変だった。
しかし、それでも人間ってこういう環境でも生きられる。
という現実も実体験を以てして理解した。
ガーナ人は異邦人の私にも優しかった。
特に、私の任地はガーナ人もヒクほどのド村落部で
擦れていなかったのも有難かった。
I'm an Alien.
I'm a legal alien.
I'm a Japanese in Ghana.
つづく