任地
昔語り
青年海外協力隊時代
任国はガーナでした。
ガーナはご存知アフリカにあります。
縦に長い長方形に切り取られた国土のカタチ。
北にブルキナファソ、マリ
というロケーション
場所は西アフリカと呼ばれるエリア
西アフリカは植民地時代とかに
欧州の人から『白人の墓場』と揶揄された
エリアで疫病も多く、気候もサハラ砂漠が
占有する割合が多くて緑少なく、
大変な場所。と言われてたりしました。
日本との関りも意外に深く
野口英世が黄熱病の研究で落命したのもガーナです。
現在でも黄熱病も根絶してないし
最近だとエボラ出血熱は西アフリカ発症だし、
マラリアも未だに現役バリバリだし、
日本人が物見遊山で訪れるよな
場所ではございやせん。
だいたい世界遺産とかそーいうの無いし
あるんだけどきっと知名度絶望的低さ
・アシャンティの伝統的建築物群
・海沿いの城塞群
※正式名称は長ったらしいのです。
はい、知らないでしょう。
私も行くって事になって調べるまで知りませんでした。
ちなみに軽く解説すると
・アシャンティの伝統的建築物群
※アシャンティぽい伝統的酋長の衣装
は、アシャンティってのは部族の名前で
アシャンティ王国っていうのがガーナの中央付近の位置で
過去に栄えて居て、そのあたりの部族の建物群の事で
日本の世界遺産でいうと、少し違うような気もするが
的なあるエリア全体を指している。
というタイプの世界遺産で何か一つ凄い建物があるワケで無く
いまいちパッとしない?つーか
ガーナ人に世界遺産などまったく浸透していないので
看板もなんも無いし、どこだかイマイチ解らないレベル。
・海沿いの城塞群
※ケープコースト城 これだけ見ると意外と立派だな。。。
これはガーナの海に面した位置に
城塞がけっこうあるのですが、この城塞は
大航海時代に欧州の国々が占領して築いたもので
中略、紆余曲折
南米への黒人奴隷の輸出の基地として
使われていたという、ドス黒い歴史のある
負の世界遺産であります。
そんな2つしかございません。
いかんぞ。
無駄にガーナ紹介が長成った。。。
で、ガーナの首都はアクラと言いまして
海沿いにございます。
首都はそれなりに発展していて、欧風の
スーパーマーケットだとか小奇麗な店なんかも
探せばある。
で、私の任地だった場所は
ドンコクロムといいます。
やっと、本題きたよコレ。
なんか、グーグルマップは
ドンコークロムとかなってますが
ドンコクロムです。DONKORKROM
住んでたんだから間違いない。
上記地図で見ると
首都アクラの真上で
直線で結んだ200km程でしょうかね。
だがしかし!!
首都のアクラから我が任地ドンコクロムへ行くには
全てが上手く廻って6.5時間
最悪は12時間くらいかかるのです。。。
つづく