ラマダン 断食月
この前のパキスタン出張28日のうち
23日くらいがラマダンに被りました。
ガチのラマダンを実体験出来るなどというのは
あまり無いかと思うますのでココに
書いておきます。
ここ数年でこそ、この単語の認知度は高まった
かと思いますが、詳しく中身は知らないヒトも
多そうですね。
ちょっと箇条書きテキに書いてみよう。
イスラム聖職者が月を見て決める。
内容:陽の出ている間の断食
ゆえに、サンセット後は食えるのである。
厳しさ:人それぞれですが、陽の高いうちは唾も飲まない。
という人もいます。
基本的には水を飲むのもNGだそうです。
という事で、すっぱり1ヶ月間
24時間31日飲み食いしない。
というワケでは無いのです。
19:30頃が最初の食事
23:30位に次のガッツりした食事をして
3:30までに食事を終わらせる。
日の出の90分前に食事終了。
日の出の時間はだいたい5:00でした。
が、ムスリム達のルールだそうです。
滞在中はだいたい19:20頃がサンセットタイムで
19:30頃に、町の至るところで座敷を引いて
多くの団体がブレックファストをしていました。
現在は英語で朝食のコトをブレックファストと言いますが
ファストは断食のコトです。
断食を英語で調べるとFastingです。
Fasting(断食)を Break(壊す、破る)
が、ブレックファストの語源です。
根源的に夜間、寝ている間は食べていない、断食
しているので、Fastingしている。
それを破る、最初の食事が、朝。という事で
朝食をBreakfast と言うのであります。
※諸説きっとアリ
Breakfastのことをイフタールと言います。
多くの飲食店でイフタールスペシャル。
みたいなサービスメニューが設定されています。
このそしてみんなでこのイフタールを食べる。
というのが、ムスリムの習慣のようです。
喜捨=施しをあげる、ご飯をあげる。
をする事が、いつもよりラマダン期間中の方が
徳の高い行為とされているようで
18:45頃にお金持ちっぽい家の前で
一般人の方々が列を成して、みたいな光景も
よく目にしました。
他にも面白かったのは
飲食店の営業時間が変更になります。
参考までにサブウェイの営業時間
平常時は11:00~1:00でした。
ラマンダ期間中は17:00~3:00