おもしろきこともなきよをおもしろく

SFCとJGC解脱済。旅行など徒然と書き記す予定です。

カフェインレスの謎

ちょっと変化球

 

このハワイ島旅行で

楽しみだった一つに

コーヒー好きとして

コーヒーの聖地のひとつ

ハワイ・コナでコナコーヒーを飲む。

という事でありまして

小さい農園から大きなコーヒー会社まで

沢山あります。

日本で有名どころで言うと

UCC ウエシマ コーヒー カンパニー

ドトールのマウカメドウズ農園

があります。

 

f:id:hiloiuki:20170207232012j:plain

私はUCC Hawaii コナ・コーヒー・エステー

にて、焙煎体験ツアーに参加してみました。

 

f:id:hiloiuki:20170207232040j:plain

日時に恵まれて(?)私一人しか客が居なかったため

UCCのインストラクターさんは独り占め。

f:id:hiloiuki:20170207232137j:plain

f:id:hiloiuki:20170207232059j:plain

生豆を炒って

程よいところで

f:id:hiloiuki:20170207232154j:plain

 

f:id:hiloiuki:20170207232213j:plain

空けて、下方からサーキュレーターで

冷やして出来上がりという。

それはそれは楽しい体験でした。

f:id:hiloiuki:20170207232235j:plain

一人しか居ないから焙煎をストップするタイミングも

バッチリで。キレイなミディアムローストに仕上がった。

 

f:id:hiloiuki:20170207232252j:plain

コーヒーベルトの事など質問したりしていたときに

そーだ、この機会にふとした疑問も質問したろう!!

と、思い出したのです。

 

『最近カフェインレスとかデカフェって見るけど、

カフェインってドーやって抜くの?取り除くの?』

 

最初、そーいう品種の木があるのか?

とも思いましたが、いやいや、そんなワケねーな。

と、思い直しました。

※最近はそういう品種を作ったりもしているらしい。

 

その時に受けた説明では

カナダにカフェインを取り除く技術で

国際特許を取得してる会社があって

世界中のコーヒー大手は殆どソコに

カフェインレス用のコーヒー豆をお願いしている。

 

方法は、生豆の時点で送って

カフェインを抜いて、送り返してもらう。

で、焙煎して、っていう普通のコーヒーと同じ

工程で商品として並ぶんですよー

 

と、なんでも特殊な装置だか水だかに入れて

カフェインを抜くと。

 

そんな手間隙かけているのに

なんでデカフェの値段はそんなに高く無いの?

という質問には

 

その取り除いたカフェインを

製薬会社など主に医療用に転用しているので

あまりコーヒーの値段に跳ね返らないらしいですよ。

 

という話で

へぇーへぇーへぇーへぇー 18へぇ

くらい、トリビアの泉的な満足を得た記憶があります。

 

f:id:hiloiuki:20170207232612j:plain

今、調べるとカナダのスイスウォーター社

というのが、その国際特許を持っている

カフェインレス世界の雄のようで

日本の有名なコーヒー屋はだいたいソコにお願いしているようです。

 

技術ももう1個

超臨界二酸化炭素抽出方式

というのもあるらしい。

なんかすげぇな。

でんじろう先生みたいだ。

f:id:hiloiuki:20170207183129j:plain

 

 つづく

 

ハワイ島を観光

このアメリカ横断ウルトラクイズ的な旅行の

最初に選んだのはハワイ島

 

そもそも旅程を決める時

最後に美味しいもの派の私は

当初、好きなハワイを最後に持ってくる。

と、いう計画を立ててみた。

しかし、その航空券は空きがなくて

逆回転の旅となった。

 

その後、移動性の旅行の場合で

気候もけっこう変わるほど移動する場合は

暖かいところから寒いところへ向かう。

のが、定石だという事を何かで読んだ。

理由としては荷物的な問題で

暖かい土地は薄着でよしだが

寒いところは防寒着が必要になる

防寒着は途中で購入も出来るが

逆パターンだと、使いもしない

防寒着で荷物が膨れて南国を廻る事になる。

なるほど、十分な説得力である。

確か椎名誠の本だったかな?

 

これまでハワイ旅行は5回来ていたが

全部オアフ島だったのでハワイ島は初めて♪

ワイ島はコナに宿を取りました。

ワイ島はビッグアイランドと呼ばれてハワイ群島で

一番でっかい島。しかしイマイチイメージはつかみ切れて無く

この大きさにはちょっとやられましたが

この先の旅ではこの時の距離感が生きてきました。

アメリカはデッカイのである。

 

f:id:hiloiuki:20170207000407j:plain

 

ワイ島でやろうと思った事は

・マンタ ナントダイビング

マウナケア山頂からサンセットと星空を観る

・キラウエア火山国立公園に行く

ロコモコ発祥のCAFE100でロコモコを食う

・コナのコーヒー農園でコーヒーを買う。

この辺りをメインの他のやりたい事などをテキトーに

盛り込んで4泊5日のハワイ島滞在を満喫予定でした。

 

しかし、やりたかった事の一発目は無残に散りました。

この旅の始まりが2月20日頃で観光オフシーズン

だから旅券も取れたわけだが、人が居ないという事で

マンタ ナイトダイビングは人数が足りず開催されず。。。orz

という涙な事態に。。。

 

そんなワケでマンタナイトダイビングは

いずれかならずリベンジしてやるとして

※それから6年未だ達成されていませんが、、、

後は大概やりきりました。

 

f:id:hiloiuki:20170206233127j:plain

初ハワイアン航空機にてハワイ島コナ空港へ

 

f:id:hiloiuki:20170206233450j:plain

ハワイ=アメリカでスタバって安いんだよねー

ブラック派なので本日のコーヒーUSは1.5ドルとかなんだよね。

しかもスタバはこの頃からUSでは既に全店舗にwifi無料開放

していたので、この頃は結構重宝しました。

ホテルでさえwifiなかったり1日5ドルから10ドルとかだったし。

因みにこの時はまだガラケーでノートPC持ってきてたな。

スマホも普及率5%とかだったと思うし。

そういうワケでwifi欲しさに立ち寄ったりもしました。

 

f:id:hiloiuki:20170206233842j:plain

ホテルの近くにハワイの地ビールKONAの

ブリュワリーが合って無料で見学ツアーやってました。

お客はアメリカ本土の人とか英語圏が多く

解説もネイティブレベルの英語でちっとも

聞き取れねーや。という感じでしたが

目的は最後の無料の試飲なんで問題無しw

 

f:id:hiloiuki:20170206234027j:plain

主目的の一つ、マウナケ山頂のツアーは無事開催

っていうか日本人経営のオプショナルツアーで

客は新婚さんいらっしゃいとかグループばかり

一人旅で参加は私一人でしたw

サンセットは雲で邪魔されましたが

星空はかなりキレイだったなー☆

ガーナでも馬鹿みたいに★見えたけど。

ツアーガイドの兄さんもアメリカ横断旅行経験者で

有益な情報が得られてものすごく充実

 

f:id:hiloiuki:20170206234331j:plain

マンタナイトがNGとなってしまったが

ほぼここ、ハワイでだけ使うつもりで

ゴーグルとシュノーケルだけ持っていたので

急遽、シューケルに最適なビーチをサーチして

海に飛び込みました。カハルウ・ビーチ

シュノーケルだけで相当キレイな魚が見れて

なんかとても得した気分になった♪

 

f:id:hiloiuki:20170206234616j:plain

レンタカーを借りて島のほぼ反対側のキラウエア火山公園まで

ここでビッグアイランドの洗礼を浴びる

2,3時間で着くべ。などと思っていたらまぁ遠い遠い

走れども走れどもたどり着かん!!

ナビも無いし、地図帳の地名とそこらの看板を

照らし合わせて現在位置を把握とか

ローテクな手段での旅行もこの時は普通だったなぁ。

 

f:id:hiloiuki:20170206234831j:plain

ようやくたどり着いた火山公園

しかし、ここもデカイし広いし

入口を入って最初の方ではクレーターのような

噴火口から煙が上がっているのを観れたケドも

 

f:id:hiloiuki:20170206234842j:plain

公園内をクルマで移動するスケールで

入口からさらに30分走って海沿いの

火山活動が活発な時は溶岩が海に流れ出てます。

っていうあの場所にたどり着きました。

 

f:id:hiloiuki:20170206235009j:plain

そうして火山を満喫した後

さらにドライブを続けてヒロの町にある

ロコモコ発祥のお店へたどり着き

お目当てのロコモコを食べました!

なんと3ドルとかでした! 安い!!美味い!!

 

f:id:hiloiuki:20170206235201j:plain

オアフ島へ移動する日のAM

最後にコナのUCCハワイ農園にて

コーヒー焙煎体験ツアーに参加

っていってもコレも参加者が自分一人というw

これはお陰様で一人でガイドさんも一人という

贅沢なヨユーの焙煎体験を出来て大満足♪

 

ワイ島が広すぎて行きそびれたところや

ナイトダイビングが出来なかった

というやり残しがあったけど

それはいずれまた来るぜ。

という事で初ハワイ島を腹八分で離れました。

 

つづく

 

アメリカ横断 by 国際線特典航空券

人生最初の海外一人旅は

海外経験値をガーナで習得後の

31歳で行った

アメリカ横断旅行32泊34日だった。

(31泊だったかもしれん。。。)

f:id:hiloiuki:20170205222413j:plain

 

地味にカード決裁のみで貯めたマイルと

楽天ポイントをマイルに変えて

ANAの国際線特典航空券で行きました。

 

その頃、ANAのマイルで取れる

国際線航空券のレギュレーションが違っていて、

途中降機が4回だったか?許されていた。

※往路と復路で計4回だったかな?

正直そんなレギュレーションには

精通していなかったが何かの拍子で

知って、それからそれならば!!と、

ガーナでの夜の妄想に

旅程を練りちらかし

この2年間のオツトメからの解放の記念に

きっと、この人生、こういう

自由に1か月くらい旅してても

世間体テキにも、シガラミ無しで

行ける機会は千載一遇。

と、思い切ってそれまで未知の世界だが

ハリウッド映画は大好きでなんか

うすらぼんやりと憧れのあった

アメリカ大陸を廻る事に。

f:id:hiloiuki:20170205222702j:plain

 ※ハリウッド映画といえばBTTFが一番好き。

 

発券した特典航空券は

羽田→ホノルル

ホノルル→サンフランシスコ

ラスベガス→ワシントンDC

トロント→シカゴ

シカゴ→成田

 

おそらくレギュレーション的に

羽田・成田⇔トロント

の間に4回途中降機

(ホノルル、サンフランシスコ、DC,シカゴ)

という解釈なんだと思われます。

たしか65,000マイルだったかな。+諸税3万円くらい。

 

少し解説すると

羽田からホノルルヘ

f:id:hiloiuki:20170205221906j:plain

※ハワイ島の黒砂海岸とかいウミガメたくさんいるビーチ

 

オアフ島のホノルルから

個人手配のハワイアン航空で

ホノルル⇔コナ(ハワイ島)を手配して

初のハワイ島へ4泊、オアフ島に戻って4泊

 

ホノルルからサンフランシスコに移動

SF在住の友人に会ったり観光して3泊

f:id:hiloiuki:20170205221922j:plain

※SFのロンバート・ストリート

 

レンタカー借りてロサンゼルスへ移動

レンタカーを乗り捨ててLA2泊

新たにレンタカーを1週間レンタルして

サンディエゴからメキシコのティファナへ

日帰りメキシコ体験をしてから

セドナ、グランドキャニオン

モニュメントバレーなどを

モーテルに宿泊したりしながら周遊

最終的にラスベガスでレンタカー乗り捨て

カリフォルニア州ネバダ州なら

 どの営業所でも乗り捨て無料でした。

 ハーツだったか?エイビスだったか?

 

f:id:hiloiuki:20170205221955j:plain

オーシャンズ11と噴水ショーで有名なベラージオ

※※この日に東日本大震災が、、、

 私は日本であの震災を体験していません。

 

葛藤したが、旅行を続行。

 

ラスベガスからワシントンDCへフライト

ワシントンDCではホワイトハウスの白さ確認

f:id:hiloiuki:20170205221941j:plain

※コレは議事堂だけど、、、

 

中距離バスでフィラデルフィア

ロッキーの真似をしたり、独立記念館を見て

さらにバスでニューヨークへ移動

マンハッタン、自由の女神、マディソンクスエアG

セントラルパーク、ブルックリン橋、などなど

世界最先端ともいえばニューヨークを3泊満喫

 

ニューヨークからバッファロー

アメリカのLCCで移動

バッファロー空港からバスでナイアガラの町へ

f:id:hiloiuki:20170205222010j:plain

※カナダ側みたナイアガラの滝

 

アメリカ側ナイアガラから、元祖レインボーブリッジを

渡って陸路でカナダ入国、カナダ側ナイアガラに1泊

 

トロント空港からシカゴへフライト

シカゴがシアトルか迷ったがシカゴ。

 

f:id:hiloiuki:20170205222437j:plain

オバマ大統領が演説したのでも有名グラント・パーク

 

シカゴ3泊で少し体力を回復して

成田へ帰還。

 

この長期の一人旅で

個人手配の海外旅行にかなり馴染みました。

 

つづく

続続・任地へ

続きです。

長文になってしまいました。。。

 

NKAWKAWにたどり着きますと乗り換えです。

次は船着場までの道のり。

船着場はADOWSOという場所

f:id:hiloiuki:20170205002910p:plain

グーグルMAPによると1時間ほどと出てますが

まぁ、そんなもんだったかな?

1時間半だかそんなもんですゎ。

ここはガーナでは数少ない峠越えのような場所です。

ガーナは基本フルフラットな国土で

最高峰の高い山でも確か830mくらい。

 

そこにちょっとした”いろは坂”のような

つづら折りのカーブが続く峠道があります。

それでも日本で本物のいろは坂を見ていたら

それほどでも無いのですが

なんら交通ルールの合って無きようなこういう国では

バカのような過積載で重心が狂っている

トラックが横行している為、

峠道の途中で横転しているクルマが結構居ます。

f:id:hiloiuki:20170205002959j:plain

そんな峠道を超えて、いよいよ人住んでんの??

みたいなだだっ広いノッパラのような場所を進み

不安が覚える頃に船着場につきます。

ここは小さな村落になっていますが

かなり寂しい場所。

 

船着場では車両が乗り込めるタイプの

国策、国営?のポンツーン

※PONTOONで辞書だと平底船

 ここで初めて聞いた単語ですが現地人は

 ポンツーン、ポンツーンと言ってました。

f:id:hiloiuki:20170205003014j:plain

↑ ポンツーンね。

 

と、木製のボート

f:id:hiloiuki:20170205003050j:plain

↑ 木製のボート ベトナムとかバンコクとか東南アジアのメコン川でもよく見る。

 

NKAWKAWから目的地のDONKORKROM行きの

国営の1日2本しか無いバスに乗れた?乗った時とか

バスで無いにせよ、DONKORKROM行きのバンに

乗った時もまぁポンツーンです。

f:id:hiloiuki:20170205003150j:plain

↑ バスです。一見立派に見えるでしょうクーラー無し

 

バスやバン以外にはルートタクシーという

ADOWSOまで行く乗り合いで料金一律のタクシーがあります。

f:id:hiloiuki:20170205003301j:plain

↑ ルートタクシー

 

この場合は助手席、後部座席3名が集まると発進!

最悪、全座席購入という金にモノ言わせる作戦なら

直ぐに出ますが、旅行者ではなく日本代表として

現地人とともに現地人と同じように活動する隊員の気概で

葛藤するものの、その作戦は滅多に使わなかったです。

 

ポンツーンの場合は

ポンツーンは1船しかないく

物凄く遅いうえに、接岸後にクルマの積み替えとか

どえらく時間が掛かるのです。

ちょうどADOWSOに到着した時に

ポンツーンが出航したばかりだったりすると

これまた90分は待ちます。最悪150分くらいかかる事も、、、

 

その点ボートは比較的直ぐにでます。

やはり現地民でも早く帰宅したい人や

さまざまな理由でバスで来ていても

乗り捨てて、ボートに切り替えたりする人が居ます。

※日本人感覚ならめちゃくちゃ安いですからね。バス代

f:id:hiloiuki:20170205003403j:plain

↑ 顔なじみとなったボートの船頭の若者

 

そういう訳で初期のころはJICA推奨のポンツーン利用が

主だったものの、そのうち、

首都のクーラーの効いた会議室でモノ言ってんじゃねぇ!

隊員は現場で活動してるんだ!!

、、、とまでは思わないもののボート活用が多かったです。

 

ちなみにこの船の区間はポンツーンで30分くらい?

ボートで10分弱

個人的にはどちらを選んでも

ポンツーンは過積載だし、老朽化はなはだしいし

ボートは木製でまいど浸水してくるし

最悪、沈没、転覆した場合は泳ぎ切れるか?

脳内シミュレートは欠かさなかったですが

おそらく、持っている荷物を捨てる決断が

素早く下せるか否か?が成否を分けそう。

と、思っていました。

距離的には泳げるでしょう。

幸い海ではなくて湖なので波や流れもほぼ無しなので。

 

移動する時って大概、首都の隊員宿舎に

総会だとか、他の隊員仲間と協力した活動する時

とかで、唯一の娯楽であり、実務的にも必須な

ノートPCや付随してデジカメ、HDDなど。

要するに大切なメモリー(写真)が入っているので。

その判断だな。と思ってました。

幸いそんな事には遭わないで済みましたが。

 

で、対岸に渡るといよいよ我がテリトリー

とはいえそっから我が家のある

DONKORKROMまではさらに2時間近くかかるという。。

f:id:hiloiuki:20170205010133p:plain

ここからは、各村落ごとに

下車する人が居ますからね。

f:id:hiloiuki:20170205004834j:plain

そんな訳で首都のアクラから我が家ドンコクロム

までは乗り物に乗ってる時間だけでも6時間超

羽田からバンコクばりな訳です。

待ち時間まで入れたら10時間くらいはAVEかかる。

最早アメリカ西海岸に行けるのであります。

疲労度はMAX

まごう方無き僻地なワケです。

 

つづく